早いもので4月もそろそろ終わりに近づき、日によっては汗ばむ季節となりました。政府の緊急事態宣言発令によって酒類の提供が出来ない状況で、ソムリエとして出来ることを鋭意模索中の森です。
さて、今回のブログでは多く方からお問い合わせを頂戴しているワインスクールについてご紹介したいと思います。5月から新たにスタートするコンラッド東京のワインスクールは、ディスカバリークラスというシャンパーニュのコースをご用意しています。基本的に会場は28階の会議室を使用し、ソーシャルディスタンスもしっかりと取った上で開催しております。回によっては別の宴会場を使用することもありますが、いずれも皆様にゆったりとシャンパーニュを楽しんでいただける雰囲気作りを重視しております。
講師は私、森が務めており、毎回5-6種類のシャンパーニュをテーマごとにテイスティングしながらお楽しみいただいております。ディスカバリーコースは、その名の通り「発見」を追求するコースであり、ベーシックなアイテムはもちろん、普段なかなか飲まない、飲むことがないアイテムなども登場するなど、皆様の「驚き」や「気づき」にフォーカスしています。
時には国内外を問わずゲストスピーカーにもご協力いただき、シャンパーニュの生産者、流通に携わる方、メゾンのアンバサダーなどを招聘し、私が掛け合いで進行する回などもあります。先だっては貴重なドメーヌ・シャンパーニュの輸入で有名な株式会社ヴァンパッションの川上大介 代表取締役社長にご参加いただき、至極のシャンパーニュ・ジャクソン5種類とともに、現地へ赴かなければ聞くことの出来ない貴重な情報やメゾンの裏話を熱〜く語っていただきました。
アイテムは743と738の飲み比べに始まり、738と738のデゴルジュマン・タルティフの比較、アヴィズとディジーにある村名/畑の比較など、どれも素晴らしいラインナップをご提供いただきました。そして、先週の最終回では「プレスティージュの饗宴」と題して、メゾンが誇る最高峰のシャンパーニュを皆様にお楽しみいただきました。
普段から知っている、飲んでいるアイテムでも「比べてみるとこんなに違う」、「改めて真剣にテイスティングしてみるとこんなに美味しい」といったフィードバックをたくさんいただきました。いずれ劣らぬ素晴らしいシャンパーニュの饗宴に皆様、終始笑顔だったのが印象的で、昨今は「お酒」が悪者のようになっておりますが、美味しいものはこんなにも人を幸せにするのかと改めて実感する回となりました。(※酒類の提供は東京都の要請に遵守して行っておりました)
時間は1時間半で前半45分がテーマやアイテムについての解説、後半45分がテイスティングですが、講師である私が熱く語ってしまう場合は時間が前後することも多少、ではなく多々あります。お一人様で参加される方も多く、ワインスクールでお知り合いになり、週末はコンラッド東京のレストランで一緒にランチをしに来てくださる方々もおり、ワインスクールやシャンパーニュを通じてワインラヴァー、シャンパーニュラヴァーの輪が広がっており、運営する私たちソムリエチームも嬉しい限りです。
毎回ご参加いただいている方はもちろん、これからご参加いただく方にも、常に発見があるワインスクールを目指して、さらにパワーアップしていきたいと思います。
5月からのコースには若干名の空きもございますので、気になる方はぜひともお問い合わせください。
詳細はこちらからご覧いただけます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
エグゼクティヴ ソムリエ
森 覚
28 Apr, 2021