街は色とりどりのイルミネーションが煌めき、クリスマス一色になってきました。クリスマスに楽しむシャンパーニュをすでにご準備されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
皆様こんにちは、プロガー(プロ+ブロガー)の富滿です。
今回は、昨年に引き続き挑戦していた「ルイナール ソムリエチャレンジ 2022」の模様をお届けしたいと思います。
(昨年のブログはこちらをご覧ください)
今回も予選を勝ち抜いた約40名の精鋭が大阪、東京の2会場で激突。各会場の優勝者にはフランスで行われる「ルイナールソムリエウィーク」に招待され、ルイナール社やC.I.V.C.(シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会)への訪問を含む4日間のスペシャルプログラムに参加ができるというもの。昨年はコロナ禍の影響で来日が叶わなかったルイナール社最高醸造責任者「フレデリック・パナイオティス氏」も会場に駆け付け、彼が見守る中、優勝を賭けた戦いが始まりました。
会場に着くと私は1番後ろの席を確保。すでに卓上には4種類のワインが口にカバーをされた状態でセットされている…いよいよ始まるのか…ほどよい緊張感を漂わせながら静かに席に着き、早速グラスを観察すると…「泡がないっっ!!!!!!」
昨年は全てシャンパーニュのブラインドテイスティングだったので、今年も…と思っていましたが、今年は裏を突いてスティルワインか…。安心してください!このパターンも想定済みです…!!!!
動揺は隠しきれませんでしたが、開始の合図と同時に40分間無心でペンを走らせ続けました。2種類は英語、残りの2種類は日本語、外観から香り、味わい、そして産地やヴィンテージ、ブドウ品種を可能な限り詳細まで書き綴っていきます。終了の合図でペンから手を離すと、私の手は痙攣していました(笑)手応えは感じました。後は結果を待つのみ…。
結果は、優勝にあと一歩届かず…「2位」。昨年東京会場で優勝した上司の森本に続くことはできず…フランスへの切符を手にすることも叶いませんでした。昨年の4位から順位を上げることはできましたが、悔しい気持ちも倍増、優勝することの難しさを痛感しました。しかし、ここまでトレーニングを続けてきた過程はきっと今後に繋がると信じていますし、また来年、勝つまで挑戦を続けます。上司の森の言葉、コンクールに勝つ秘訣は「勝つまでやること」という言葉を胸に、何度でも立ち上がり挑戦を続けてまいります!
今回も様々な学びや気付きを与えてくださった主催のMHDモエ・ヘネシー・ディアジオ株式会社の皆様、そして運営、審査に当たってくださった日本ソムリエ協会、関係者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。
ソムリエ
富滿 勇希
08 Dec, 2022