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New Zealand研修旅行報告

New Zealand研修旅行報告

第4回ソムリエスカラシップに於きましてNew Zealandワイングロワーズ賞を頂き、6月1日から11日まで研修に行って参りました。 近年のNZワインの成長ぶりは顕著であり、日本のレストランやワインショップなどでもNZワインを扱っているお店が増えてきました。 人口約450万人の小さな島国で造られたNZワインのほとんどは輸出されており、主な輸出先としてアメリカ、英国、オーストラリアが挙げられます。造っているワインも、スパークリングワインから甘口ワインまで、品種も多岐にわたり、本当に飽きることがありません。

 

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NZを代表するソーヴィニヨン・ブランにおいても、樽で熟成させたもの、澱との接触を長めにしたもの、野生酵母で発酵したもの、セミヨンとブレンドしたもの…と、非常にバラエティに富んでおり、ひとくくりに「NZのソーヴィニョンブラン!」と言える時代ではなくなりました。

 

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また、美しい自然が残っているニュージーランドは、国全体としても、環境に配慮したワイン造りに力を入れています。     NZのワイン生産者の94%が「New Zealand Winegrowers」によって定められたサステイナブル認定をクリアしたワイン造りを行っています。NZならではのサステイナブルなワイン作りに一役かっている存在… それが「羊」です。

 

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NZでは人口450万人に対して…羊の数…約4000万頭!!!そんな可愛いお友達もサステイナブルに配慮をしています。というのも、ブドウの収穫後、少し時間が経過してから残されている葉や下草を食べるのです。本来であればグラスカットは機械を使ってする場合が多いのですが、羊に食べてもらえばガソリンを使わないのでCO2を排出することがありませんし、また、糞が土に養分を返してくれます。人間にとっても羊にとってもWin-Winな関係ですね。   最近、ヘッドソムリエの森から「最近はNZのワインしか売っていないのではないか」と言われるほど愛が偏っている状態の私です。ワインリストも徐々にNZワインを増やしていきたいと思っていますし、NZで学んだ事をお客様にお話する機会などもあれば良いなぁと考えておりますので、是非ソムリエチームのゆるキャラに会いに来て下さい。   毎日、毎日、暑い日々が続きますが爽やかな酸のあるNZのソーヴィニョンブランを飲んで、この夏を乗り切りましょう(*^_^*)♪   ソムリエ 森本 美雪

21 Aug, 2015

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