• Instagram
  • facebook
  • twitter

ドメーヌ・デ・テンゲイジ訪問

ドメーヌ・デ・テンゲイジ訪問

東京は桜の季節も終わり、晩春の愁い感じる季節になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

ご無沙汰しております、日本料理「風花」でございます。 今回ブログは、入社2年目の吉田 楓が担当します。

 

「こんな場所が日本にあったんだ!」 初めて訪れたとき思わずそう感じたのが、山梨県・北杜市の明野町。 美しい山々に囲まれた、まるでヨーロッパの田舎町のような場所に、今最も注目されているワイナリーのひとつ、ドメーヌ・デ・テンゲイジがあります 日本の固有品種である甲州、マスカットベーリーAだけではなく、ピノ・ブランなど国際品種にも力を入れています。「未来につなぐ、ほんまもんのワイン。」をコンセプトに、チーフワインメーカーの天花寺さんと栽培責任者の下川さんの、関西出身のお二人が山梨で運営しているワイナリーです。私たちは先日現地を訪問し、お二人から楽しく貴重なお話を伺うことができました。

 

お二人のお話は、とにかく興味深かったです。 周りは360度山に囲まれ、ワイナリーは標高の高い場所にあり空気が澄んでいて、見上げれば空が手に届きそうなほど近くに感じました。「夕方に吹き下ろす風がブドウの酸を保持する」と説明いただいたことをそのまま体感できる寒さも印象的でした。 そして驚いたことに、サルからブドウを守るためにブドウ畑全体にガードを設置したいたことです。ブドウ畑を作る前は10匹ほどのサルの群れがいたそうで、電線を伝って侵入されるので、電話線を引くこともできないのだとか。現地を訪問したからこそ実感したワインを造ることのたいへんさです。

 

そんな大変な環境の中造っている、貴重なワインを試飲させていただきました。ロゼや甲州、マスカット・ベーリーAなど、どれも繊細かつ香り豊かで、この風景とともに育ってきたんだと思いながら飲むとさらに楽しむことができました。 この土地の空気、造り手の想い、畑の景色、それらすべてが一杯のワインに詰まっていました。 これが“ほんまもん”のワインなのかと、とても興味深い体験になったとともに、初めてのワイン産地訪問という貴重な想い出になりました。

 

 

山梨のワイナリーまでは行けないけれど、このワインを味わいたいという方は、ぜひコンラッド東京へお越しください。コンラッド東京では現在、マスカットベーリーAを使用したテンゲイジの赤ワイン“ラ サンセリテ”をグラスワインでご提供しています。さらに、5月23日(金) 風花の鮨と、ドメーヌ・デ・テンゲイジとの一夜限りのコラボレーションディナーが開催されます。鮨料理長の小川も一緒に現地を訪問しましたので、お互いに意見を出し合いながらペアリングする鮨ネタのアイデアを膨らませています。当日はチーフワインメーカーの天花寺さん、栽培責任者の下川さんをお招きし皆様にも“ほんまもん”のワインを心ゆくまでお楽しみいただきます。

 

日時:2025年5月23日(金)19時開始

会場:日本料理「風花」

詳細:こちら

 

鮨と日本ワインとのペアリングディナーをぜひ体験してください。ドメーヌ・デ・テンゲイジのロゴマークがなぜウサギなのか、気になる方は天花寺さん本人に聞いてみてください。

 

 

風花一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

日本料理「風花」 吉田 楓

 

30 Apr, 2025

< 前の記事 記事一覧に戻る

Other BlogOther Blog

  • COLLAGE
  • CHINA BLUE
  • 風花
  • cerise
  • TWENTY EIGHT
  • CONRAD WINE CLUB

connoisseur