皆さまのゆるキャラ、森本がニュージーランド研修に行ってから、早一年が経とうとしています。
帰国してすぐは…つい愛が偏ってしまい、ヘッドソムリエの森からは、「ニュージーランドワインしか売らない…」とぼやかれておりました…笑。
そんな森本の“アナザースカイ(笑)”、ニュージーランドの北島、ホークス ベイのワイナリー、Trinity HillのCEO、マイケル・ヘンリー氏の来日に合わせ、日本料理「風花」の鉄板カウンターにてワインディナーを開催いたしました。
昨年の研修の際、マイケル氏に対応していただいたことがご縁で、来日時には必ず駆けつけお会いしており、今回の来日が3回目の再会となりました。
ホークスベイには、やせた砂利質のギムレット・グラヴェルズという特別な土壌があり、カベルネ・ソーヴィニョンやメルローなどのボルドー系品種と相性が良いとされていました。そのギムレット・グラヴェルズにシラーを植えた、パイオニアにあたるワイナリーがTrinity Hillです。
Trinity Hillには魅力的なラインナップが沢山ありますが、ニュージーランド全体のたった2%しか製造されていないながらも、南半球の「シラーズ」とは明確な違いを持つ「ニュージーランド・シラー」のポテンシャルを皆さんにご紹介できればと思い、今回のメーカーズディナーは3種類のシラーを用意しました。
鉄板焼きのシェフ達はこの日のために、Trinity Hillのワインに…ニュージーランドの地方性に合った、ワインと料理のお互いの魅力を最大限に引き出す素晴らしい料理を作ってくれました。
ご参加いただいたお客様は、パンまで焼いてしまうファンタジスタ:鉄板シェフとフードフレンドリーで懐の広いニュージーランドのシラー、そしてソムリエ界の銀河系軍団とのコラボレーションを存分に楽しんでくださったようでした。
会が始まる前からなんとな~く感じていたのです…鉄板カウンターのチーフの神子シェフとマイケル氏はきっと仲良くなると!
…すっかり意気投合した神子シェフとマイケル氏…「また来年もメーカーズディナーをやろう!」という熱い約束を交わし、ピースで締めくくりました。(写真を見た森からは、はじけすぎ!とお褒めの言葉を頂きました(笑))
今回のワインディナーは9人様限定のご案内となりましたが、6月より【Trinity Hill ギムレット・グラヴェルズのシラー】をグラスワインにて、プレステージキュヴェのシラー【Hommage】をボトルにて提供しております。
また、7月4日には南島のワイパラより、日本人ワインメーカーの小山 竜宇さんを招いて【酵母によるワイン味わいの違い】という、単発ワインスクールを開催する予定です!
こうしてニュージーランドワインの多様性とハマったら抜け出せない魅力を皆さんにどんどん紹介していきたい!と目論んでいるゆるキャラなのでした!
09 Jun, 2016