9月から始まりました、ワインスクール中級コース。
これで第3回目の開催となりました。
様々な角度からワインについて勉強する全4回のコースで、最終回はレストランにて、食事とブラインドテイスティングがあります。
第一回目の講義はシャンパンの基礎知識について。
今回、特別にペルノリカール・ジャパン株式会社のシャンパンブランドアンバサダーを勤めているアントニーさんをお招きしてシャンパンの製法や種類などの講義を行いました。
シャンパンの香りや味わいの表現など、ペリエ・ジュエ3種類をテイスティングしながら、楽しく勉強しました。
当日テイスティングしたシャンパンは・・・
N.V ペリエ・ジュエ グラン・ブリュット
N.V ペリエ・ジュエ ブラゾン・ロゼ
2004 ベル・エポック
この2004年のベル・エポック。私も大好きなシャンパンの1つで、ガレが描いたアネモネの華やかなボトルが特徴です。
2004年ヴィンテージの特徴は、気温の低い夏の後に猛暑のような9月が訪れ、ブドウの熟成を促しました。その結果、9月末の収穫時には、ブドウは糖分と酸が程よいバランスに仕上がりました。コート・デ・ブランにあるペリエ・ジュエの特級のブドウ畑では、複雑でありながらバランスのとれた最高のシャルドネが収穫されました。
グリーンのニュアンスを帯びた透明感のある淡い黄金色に輝いています。ブリオッシのような香りが特徴的で、味わいは気品がありフレッシュ、そしてまろやかなシルクの印象を与える洗練されたシャンパーニュです。
生徒の皆様も大満足となったシャンパンの講義でした。アンバサダーのアントニーさん、私も大変勉強になりました。ありがとうございました。また機会がありましたら、このような会を開いてたくさんの方にシャンパンの素晴らしさを伝えていきたいです。
お寿司が大好きな私、ベル・エポックを飲めるお寿司屋さんに行きたいと強く感じた一日でした。
<コンラッド東京 ワインスクール>
ソムリエ
北原康行
26 Sep, 2012