皆様、こんにちは。
引き続き、サトウ・ワインズ メーカーズ・ディナーのレポートです。
まずは、奥様が造るシャルドネに合わせて、夏らしい鮮やかな色彩のバロティーヌです。
「薄くスライスされたトマトを纏ったロブスター・・・」と説明するや否や、一同「え~」というどよめきが起きたほど皆様の反応が大きかった一皿です。
前田シェフの想像性豊かなアイデアが随所に散りばめられた前菜は、複雑性のあるまろやかな味わいのシャルドネとぴったりの相性でした。
続いてはピノ・ノワールで造られた赤ワイン2種に対して、違ったアプローチの2皿をご用意しました。
ピノ・ノワールに合わせた一皿が鶉の二重奏。
とうもろこしの甘さがピノ・ノワールの果実味をより一層引き立て、三重奏にも四重奏にもなっていました。
佐藤さんいわく「ニュージーランドでも鶉は食べますが、こんなに美味しいのは初めて」とのこと。
ピノ・ノワール・ランソリットは大胆かつ繊細、そして複雑な味わい。豚の天辺から爪先まで使った一皿は伝統的なフレンチのペアリング。カリフラワーが豚と赤ワインの大きな架け橋となっていました。
ご参加頂いた皆様からはニュージーランド・ワイナリーツアーの企画が出るなど、大いに盛り上がった会となりました。
次回、佐藤さんがいらっしゃる際にはワインの本数をしっかり確保し、ダイニング貸切にて皆様をお待ちしております。
ヘッドソムリエ 森 覚
19 Sep, 2014