3月も後半となり、今年はお花見でどのワインを飲もうかと真剣に悩む今日この頃。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
さて、かねてから告知をしておりました、アントニー・ドゥヴィル氏によるペリエ・ジュエ アンバサダー・ディナーが2月28日はチャイナブルーにて、3月7日は風花 鉄板焼きにて開催されました。
チャイナブルーの目玉は何と言ってもベル・エポック・マグナム 2004年と1998年。2004年はいわゆるモカ香が出始めており、マグナムゆえの神秘的な還元熟成にただただ笑みがこぼれるばかり。1998年はややこもった印象で、テーブルに用意してあったベル・エポック用のグラスから、白ワイン用グラスに急遽変更するという裏技まで飛び出しました。
アルバート・ツェ料理長のお皿はどれも驚きと発見の連続で、中でもメインディッシュとして供された牛肉の一皿は、シンプルながら肉の旨みをギュッと閉じ込めた絶妙の炒め方で、時折感じるガーリックやハーブのフレーバーが、ベル・エポック 1998年の複雑さを、一層引き立てていました。
ご参加いただいた皆様はみなご満悦の様子で、和気藹々とした楽しい会となりました。お忙しい中、お越し下さった皆様に心からお礼申し上げます。
次回のブログは、予想外の展開となった「アンバサダー・ディナー 風花 鉄板焼編」に続きます。
ヘッドソムリエ
森 覚
31 Mar, 2014