去る3月22日、KRUG 6代目当主 オリヴィエ・クリュッグ氏をお迎えしてのスペシャルディナーを開催しました。
今回は、クリュッグ氏がお客様にお伝えしたい4つのこと【Krug 1 2 3 4】とともに、お食事と「Krug」をお楽しみいただきました。
今回のスペシャルディナーにおいてキーとなったのがこの「The 4 Cs」です。
ここをしっかりとお伝えしたいという強い思いから、今回のメインディッシュも食材で「4C」を表現したいとのリクエストがありました。今回のスペシャルディナーのためにシェフに沢山お願い&わがままを言いまして(松永シェフ…すみません(*^_^*))こちらの一皿を皆さまにご用意しました。
Roasted Canard, Carrot, Chicory, Caramel
(Cinnamon, Clove, Cardamom, Coriander)
鴨のロースト 人参とチコリ、キャラメル
(シナモン、クローブ、カルダモン、コリアンダー)
「Krug Brut Rosé」がもつ、蜂蜜のような甘い香りとキャラメルの香りが、シェフオリジナルのキャトルエピスと非常に良く調和しており、お迎えしたお客様はとても喜んでいらっしゃいました。
今回のラインナップは:
・Krug Brut Grande Cuvée
・Krug Clos Du Mesnil 2002
・Krug 2000 Magnum
・Krug Brut Rosé
以上の5アイテムを提供いたしました。
このラインナップを見ると、どうしてもClos Du Mesnilに注目しがちです。確かにClos Du Mesnilが大変素晴らしいシャンパーニュですし、他と比較のしようがありません。
ただ、オリヴィエ氏が仰るには、「Krug」が造る全てのシャンパーニュがプレステージであり、何かが優れていて、何かが劣っているというような優劣はないのだそうです。
そして4Csの中で最も大切な「Connecting Chain」というワード。
「Krug」は過去から現在に至るまで、沢山の人と人との関係を繋ぎ、大切な絆を創りあげる役割を担ってきました。今回のディナーでも「Krug」がConrad Tokyoの大切なお客様や、料理・サービスに携わったConrad Tokyoのスタッフを繋いでくださいました。
「なので、今回は4Cs+ConradのCで、5Csですね!」という、神がかり的な言葉でこの会を閉めてくれたスーパー・ヘッドソムリエ 北原なのでした!(笑)
テクニカル的なことをお話しするよりも、オリヴィエ氏が望むのは、「Krug」が皆さまに喜びと感動を与え、その感動の輪が沢山の方に繋がり、絆を深めることです。
是非、コンラッド東京との絆を深めにKrug Brut Grande Cuvéeを飲みにいらしてくださいね。
非公認ゆるキャラ 森本 美雪
10 Apr, 2017