~ 10/22~23 シャブリからのシャンパーニュ(アンリオ)~
私のこよなく愛するシャブリ、ウィリアムファーブルへ。
ボーヌよりワゴン2台で1時間半の移動。いやァー、愛するワインの事と言えど、やはりたいへん(こちらのドライバーさん、半端ないスピード狂…)
着くや否や試飲タイム。
メゾン物(サントリーさん)からドメーヌ物(自社畑栽培から瓶詰め出荷全てを行う)まで6種類。もちろん全て転がすのみ(以前は全て完飲、現在は我慢してます)。
試飲後の趣向に、これまたやられた!
7つのグラン・クリュをまずスラン川を挟む対岸(シャブリでは左岸)の丘からまず確認。
かぁ~らぁ~の~!
グランクリュ畑の「レ・クロ」。右端にグランクリュ「ブランショ」に続く。
そこには醸造責任者のディディエ セギエさん(2018年 ホワイトワインメーカー オブ ザ イヤー受賞)もお出迎え。
左から二番目。
この方シャブリにおいてのスーパー異端!
収穫は全て手収穫(シャブリでは9割機械収穫)、所有畑を80に細分類、通常35キロ入りの運搬ケースを13キロ入に変更(できるだけブドウを潰さないため)、新樽を大幅に制限(限りなく0% 本来の個性を尊重)、等々。
伝えたいことは山ほどありますが、割愛させていただきます。
番外編で『ワインと共存したワイン造り』等をお届けいたします。
後ろ髪引かれる思いで、さぁ
『時間(とき)が輝くシャンパーニュ・アンリオ』へ
「ヴーヴ・アンリオ・エイネ」として1808年創業の歴史あるメゾンです。
これからのクリスマスに一番右手の『アンリオ ブリュット ロゼ』
エレガンスと凝縮感、最高~(営業も忘れることなく~)5年以上の継続した好成績を評価され2018年にレン・エヴァンス特別賞を受賞しました。
そして地下のカーヴに移動しました。
こちらは写真とコメントでしばしご観覧ください。なかなか見れませんよー!
初生見「ピュピトル」(穴の空いたシャンパンを倒立させる台)
立てられたボトルの瓶口に溜まった澱(わかります?王冠付近に溜まった白い部分)。
カーヴの壁の一角に昔、遊び心で彫られたらしい彫刻です。
以前は王冠ではなく、コルクで蓋をし何年も熟成させてました。なので少しずつワインが漏れているのですね~。
100年近く前の漏れだしたワインの至深(しみ)。
そして鮨屋の珍道中、第3弾イタリア編に続く!
その前にチョイと小腹が空きました。
流石はアンリオさん。
昼食の松花堂弁当も美味しくいただけました。
右下
◎鮪とホタテの2色タルタル
私、鮨屋ですが完敗しました。
左下
◎牛ロースト
下味最高。冷えてても美味しい。
左上
◎デザートパッションフルーツソース
◎チーズ
右上のポケットサイズオリーブ油などの決めの細かいとこまで脱帽でした。
次回もお楽しみに!
鮨職人
坂元大二郎
19 Nov, 2019