いよいよ待ちに待ったゴールデンウィークも迫ってきました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
私は、3年に一度、世界で最も優秀なソムリエを決めるコンクールに、日本代表として参加してきました。
場所は地球の裏側、アルゼンチンのメンドーサ。羽田からシドニー、サンティアゴ、そしてメンドーサと35時間の移動に加えて、12時間の時差、日本とは真逆の季節という完全アウェー。
2ヶ月前より準備に入り、コンディションは抜群の状態で臨んだものの、結果は60名中8位。準決勝までは進みましたが、決勝の3名には残れず、皆様のご期待には応えられませんでした。
冒頭の写真は準決勝に進んだ15名のセミファイナリストたちです。以下の写真は参加者全員でのスナップ。
ソムリエのコンクールというと、目隠しでワインの銘柄を当てるブラインドや赤ワインをカラフェに移すデカンタージュなどで競うと思われる方も多いかと思いますが、実際には35ページにも及ぶ筆記試験から始まり、ワイン、ビール、リキュール、スピリッツなどのテイスティング、料理を実際に食べてお勧めのワインを口頭で述べる課題やプレゼンテーション、シャンパーニュやワインなどのサービス等々、幅広い範囲の課題を網羅しています。
普段の仕事ぶりが問われるとはいえ、難易度の高い数々の課題に四苦八苦しながらも出せる力はすべて発揮してきたつもりです。しかし・・・、世界の壁はさらに高かった!
近日中にNHKのBS1スペシャル番組でもコンクールの模様が伝えられる予定ですが、是非ともゴールデンウィークはコンラッド東京へお越しいただき、私の土産話とアルゼンチンワインで楽しいひとときをお過ごしいただければと思います。
ヘッドソムリエ 森 覚
25 Apr, 2016