皆様、こんにちは。ソムリエの富滿です。
先日、恒例となっている、ヒルトン「F&Bマスターズ 2020」がヒルトン東京ベイで開催されました。2014年に東南アジアで最初の大会が開催され、今大会で5回目の開催を迎えます。F&Bマスターズは「新たな才能の発掘」と「人材育成」を目的とした料理、飲料の知識、技術と創造性を競う大会で、今回は「バー部門」「菓子部門」「料理部門」「バリスタ部門」「フォト部門」そして私が出場した「ワイン部門」の6部門で競われました。2019年11月より日本・韓国地区のホテルで予選大会が行われ、各ホテルの予選を勝ち抜いた代表者が集まり、各部門の頂点を決めるのです。今回、各ホテルの予選に挑戦したチームメンバーは全部門を合わせて650名、その中から80名の精鋭が一同に集まりました。
過去の大会では、コンラッド東京のソムリエチームの先輩方が優勝トロフィーを持ち帰っているので、プレッシャーが重くのしかかる大会。ソムリエ部門の競技内容は、午前中に筆記試験が行われ、午後に2種類のスパークリングワイン、5種類のワインのブラインドテイスティング、限られた時間の中で7種類のワインのコメントを書き落とし、産地、ビンテージ、ブドウ品種などを導く内容。それが終わると審査員の方から出されるいくつかの質問に答える設問もあり、全ての競技が終わったのは夕方、長丁場の戦いとなりました。
やれる事は全てやり、夜のガラディナーの際に発表される結果をドキドキしながら待ちます。
結果は…念願の優勝!!!
スクリーンに私の名前が出た瞬間、緊張の糸が一気に切れ、安堵の思いと、再びこみ上げてくる喜びで、忘れられない貴重な経験となりました。心配していた上司の森にも嬉しい報告ができ、ソムリエチームのメンバーも、自分のことのように喜んでくれました。嬉しい副賞は、昨年も足を運ぶことが出来た、カリフォルニアの研修ツアー。改めて、ホテルの代表者として選出していただいた、コンラッド東京のチームメンバーに感謝の気持ちでいっぱいです。
更に、嬉しい報告は続き、今回、コンラッド東京から3人の優勝者が出たのです。全6部門中、3部門で優勝、まさに快挙です!バー部門の「小山 絵理香氏(トゥエンティエイト)」。フォト部門の「山本 飛龍氏(チャイナブルー)」
それぞれの思いがあった中で、共に挑戦し、共に戦った同志と喜びを分かち合える事は、掛け替えのないものとなりました。
2日間に渡って開催された大会もあっという間に終わりを迎え、まだまだ今大会の興奮も冷めやまない中、次の目標に向かい、また挑戦を続けていきます。
そして、今大会を迎えるに当たり、多大なるご協力をいただいたサポート会社の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
そして、メイン会場として運営に携わってくださったヒルトン東京ベイのチームメンバーの皆様、本当にありがとうございました。
そして最後に、応援してくださった皆様ありがとうございました。
ソムリエ
富滿 勇希
03 Feb, 2020