先日、スペインのスペインの高級コルク会社「PARRAMON(パラモン)」の社長、フランセスク氏の来日にあわせて、プレス向けのセミナーが開催されました。
当日の運営、そしてフランセスク氏の通訳をされた原田 郁美さんは、先日スペイン・プリオラートに研修をオーガナイズして下さった方で、郁美さんのお陰で私達の研修旅行は、安全で、また通常では絶対に体験することができない、素晴らしいものとなりました。
そのご縁で頂いたこのセミナーは、「恩人である郁美さんに恩返しをしたい!」といつも以上に張り切り…当日を迎えるまでとても緊張しておりました…笑
ソムリエという仕事に従事して様々なセミナーを担当しますが、“コルク”をテーマしたセミナーというものは多く開催されるものではありません。
ですので、本当のところ私も座って勉強したかったのですが…一生懸命サービスをしました!笑
コルク生産国と言えば、シェアNo.1はポルトガルです。
パラモン社は、高品質を追求した結果、スペイン産に行き着いたとのこと。
現在は世界各国800社と取引をされているそうです。
取引先も有名なワイナリーばかり!今回は、パラモン社のコルクを使用しているワインと、
日本料理「風花」のお料理で、皆さんに春の和食とのマリアージュをお楽しみいただきました。
ワインは全部で7種類。当日お越しいただいた、ワイン業界の著名な方々には、どのお料理にはどのワインが合うのか、そして意外な組み合わせも体験して頂けたと思います。
セミナーはコルクの事だけでなく、スペインの食文化に触れることも目的とのこと、今回特別にスペイン産オリーブオイルを使った一品を、「風花」料理担当の田村が考案しました。オリーブオイルもお醤油も、“シンプルに素材にかけて使えるもの”という共通点があることから、御造りの雲丹醤油とオリーブオイルを合わせた一品をご用意しました。
セミナーでは、コルクを抜栓した印象をアシスタント ヘッド ソムリエの北原がコメントしました。パラモン社のコルクは密度がしっかりとしているので、良い意味で堅く、密閉度が高い!とのこと。
密閉度の高い高品質なコルクを使用すると、ゆっくりとボトル熟成が出来るので、長期熟成に耐えうるコルクであるということです。
コンラッド東京のワインリスト内でパラモン社のコルクを使用しているものは…スペイン リオハの「ボデガス ロダ」ですね!
皆さま、コンラッド東京にお越しの際は、是非、「ボデガス ロダ」をご注文いただき、コルクの抜栓感をお客様自身で試してみる or ソムリエに他と比べての開け心地がどう違うのかを尋ねてみるのも面白いかもしれませんね(*^_^*)
コンラッド東京 森本美雪(ゆるキャラ)
03 Apr, 2016