厳しい寒さが続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
2019年に入り早いもので1ヵ月が経とうとしています。
エグゼクティヴ ソムリエの森は3月にベルギーで行われる「世界最優秀ソムリエコンクール」に向けて本格的な準備期間に突入し、残るメンバーも、それぞれが気持ち新たに始動しております。
本年もコンラッド東京ソムリエチームをよろしくお願いいたします。
さて今回は、2月13日に開催予定の「シャトー・アンジェリュス メーカーズディナー」のご案内です。
2019年初のワインイベントに相応しい、鐘のラベルで親しまれ、沢山のワインラヴァーを魅了し続ける「シャトー・アンジェリュス」。
当日はシャトー・アンジェリュスのゼネラルディレクター、ステファニー・ド・ブアール=リヴォアル氏をお迎えして、シェフ・ド・キュイジーヌ 松永晋太郎がこの日の為だけに考案したスペシャルメニューと、希少なバックヴィンテージ「シャトー・アンジェリュス2007」を含む5つのワインとのコラボレーションという、なんとも豪華なディナー内容です。お料理に関しては松永と相談しながらメニューを構成するのですが、ワインとの相性はもちろんのこと、翌日のバレンタインに合わせたお料理を考案中で、どのように仕上がるのか、今から私も楽しみでなりません。
シャトー・アンジェリュスの歴史を辿ると、1782年まで遡ることができます。代々、一族によって引き継がれて来たシャトー・アンジェリュス、2012年に父からバトンを貰ったのが、今回来日するステファニー・ド・ブアール・リヴァル氏。同年、シャトー・アンジェリュスのワインが最高峰であると認定された出来事が、サン=テミリオンの格付けの見直しで、最高の格付け、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセA(第一特別級A)に昇格するという歴史的快挙なのです。ステファニーの父、ユベール・ド・ブアール・ド・ラフォレ氏の30年に渡り、たゆむことなく続けてきた実践と、技術の改良への努力が実った瞬間でした。
今回のイベントで提供させていただく、シャトー・アンジェリュスに関しては、昇格する前の希少なバックヴィンテージ2007年と、昇格した翌年のヴィンテージ、2013年のものを予定しております。毎年、その年の天候などによって、ブドウのブレンドの比率は当然変わって来ますが、この2つのヴィンテージに関しては全く同じ比率でブレンドされています。このような同じブレンド比率のヴィンテージ違いを比較しながら飲む機会はなかなかありません。もちろん、ステファニーの解説や、旬なお話を近い距離で聞けるという、またとないチャンスです。
定員になり次第締め切りとさせていただきますので、お早めのご予約をおすすめいたします。
イベントの詳細はこちらをご覧ください。
皆様に楽しんでいただけるイベントになるようソムリエチーム一同、尽力を尽くしてまいりますので、ぜひ、至極のコラボレーションをご堪能ください。
ソムリエ
富満 勇希
21 Jan, 2019