去る1月29日、モダンフレンチ「コラージュ」にて2018年最初のワインメーカーズディナーを開催しました。
ゲストはシャトーラグランジュの椎名副会長とボルド社長で、おふたり揃っては初めてという大変贅沢なディナーとなりました。
シャトーラグランジュは17世紀から歴史を持つ由緒あるシャトーで、1855年のメドックの格付けでは第3級に選ばれました。1900年代前半から所有者が入れ替わり、評価が低迷した時期もありましたが、1983年にサントリーがオーナーとなってから大掛かりな設備投資を行い、ラベルにも描かれている美しいシャトーとともに華麗な復活を遂げました。
そして今、『復活から創造の第2ステージ』とテーマを掲げ、シャトーラグランジュでしか表現出来ない唯一無二のワインを造っています。時間の流れともに消費者の嗜好・価値観も変化し、またワイン造りの技術も格段に進化してワインはより洗練されてきています。
この日は、これまでのラグランジュのストーリーを感じられるようなラインナップでお楽しみいただけたのではないかと思います。ご来館くださいました皆様、誠にありがとうございます。
世界に誇れるワインに日本人が関わっていることは、まさに日本の誇りではないかと勝手ながらいつも感じています。当日ご用意しました蔵出しの「シャトーラグランジュ2000」は、コンラッド東京のレストランでお楽しみいただくことができます。また、ラグランジュはすばらしい白ワイン造っています。香り高く爽やかで、私も大好きなワインです。(もちろんオンリストしています)
コンラッド東京でラグランジュをお召し上がりになる際はぜひソムリエにお声掛けください。
ワインを造る方々の想いや背景も併せてご紹介できれば幸いです。
ソムリエ 藤島
12 Mar, 2018