朝夕はずいぶんと涼しくなってまいりました。
だんだんと赤ワインがより一層美味しく感じるこの季節。
そんな中、来たる9月7日、香港に拠点を置きながらニュージーランド、セントラルオタゴとブルゴーニュ、ジュヴレシャンベルタン、2つの産地からワインを造る、デイヴィッドとPMチャン、ホール・ジョーンズ夫妻を招いてのサーヴェイヤー・トムソン メーカーズディナーを日本料理「風花」で開催しました。
笑顔が素敵な親しみやすい仲良しなご夫妻、ディナーは和やかな雰囲気で幕を開けました。
ドメーヌ トムソンは赤ワイン(ピノ・ノワール)のみを造る生産者。勿論当日も全てピノ・ノワールから造られた赤ワインのみ。
ドメーヌ トムソンを代表する、セントラルオタゴで造られる2つのキュヴェ (Explorer Pinot Noir 2015&2016/Surveyor Thomson Pinot Noir 2011&2013) のヴィンテージ比較、そしてごくわずかしか生産されていない貴重なジュヴレ シャンベルタン レ ゼヴォセル2013を含む5アイテム。
料理は日本料理「風花」統括料理長 田村 勝宏の前菜から始まり御椀、お造りと全てドメーヌ トムソンのピノ・ノワールとの相性を追求し、随所に工夫がされた繊細なお料理の数々。
森エグゼクティヴ ソムリエのナヴィゲートで料理との相性の解説もあり、参加されたお客様も、料理とワインの相性に大変ご満足いただけたようでした。
北半球と南半球を代表するピノ・ノワールの産地で、その可能性を存分に引き出し、産地のテロワールを表現するトムソンのワイン。出来るだけ人の介入をせず、「自然」に近いかたちで造るドメーヌ トムソンのワインは、華やかでエレガント、お料理とともに楽しむことが出来るワインです。
今回、参加が叶わなかった皆様も、コンラッド東京の全レストランで当日ご提供させて頂いた、「Explorer Pinot Noir 2016」バイザグラスでお楽しみいただけます。
当日ご夫妻からお伺いした貴重なお話とともに楽しんでみてはいかがでしょうか。
今後もコンラッド東京では生産者を招いたメーカーズディナーを企画して参りますので、沢山のご予約をお待ちしております。
ソムリエ
富満 勇希
22 Sep, 2018