いよいよ寒い冬が駆け足でやってきました。皆様、風邪など引いておりませんでしょうか。
冬はやはりワインも美味しいですが、日本酒も体が温まって良いものだなと思う今日この頃。
さて、コンラッド東京では毎年、サントリー様とのコラボレーションで、主にレストランで働くチームメンバー向けにワイナリーでの研修を行なっております。今年も若手を中心に日本でどのようにワインが造られているのか、素晴らしい日本ワインの魅力をお客様にどのように伝えるか、日本ワインと各レストランの料理はどのようにマッチするのか、などなど、実地研修を交えて勉強してきました。
特に今年は日本ワインと料理とのマリアージュに重きを置き、サントリー登美の丘ワイナリーのアイテムを中心に、料理の主たる素材やソース、そして様々なコンディメンツとの相性を検証するランチを計画しました。醤油や味噌、カレー粉にポン酢などを各々魚や肉に付けながらワインとの相性を探る様はまるで実験室。「カレー粉に滑らかな口当たりのメルロが合う!」、「ポン酢には爽やかな甲州かな?」と活発な意見が飛び交う楽しいランチとなりました。
午後はいよいよサントリー登美の丘ワイナリーでの研修。畑の向きや日照など、細かなディテールを渡辺所長にご案内いただき、貴重な「登美 2005年」や「登美1990年」のバックヴィンテージまで試飲させていただきました。
コンラッド東京ではサントリー登美の丘ワイナリーのワインを全館でグラスにてお楽しみいただけます。日本のワインはあまり飲んだことがないという方、いつも日本のワインを好んで楽しんでいるという方、ぜひコンラッド東京でチームメンバーのお土産話を聞きながら、日本ワインの魅力を発見していただければと思います。
エグゼクティヴ ソムリエ
森 覚
24 Nov, 2017