そろそろ梅雨の季節がやって来ますね。
皆様は梅雨、お好きですか?お嫌いですか?
私は前原光栄商店で買ったお気に入りの傘が大活躍する梅雨が意外と好きです。しかも、じめーっとした天候は大好きな白ワインにピッタリ。そんなことを考えるのは私だけでしょうか?
さて、そんな時期にピッタリのワインをご紹介したいと思います。実は5月にコンラッド東京オリジナルワインをリリースしました。山梨県の白百合醸造さんにお願いして造っていただいたオリジナルのブレンドで、甲州を100%使用した白ワインです。
ブレンドのために私が自ら山梨県まで出向き、3種類のタンクのワインをブレンド。我ながら素晴らしい香り、味わいになったと自画自賛しております。白百合醸造は昨年のデキャンタ・ワールド・ワイン・アワードという世界でも有数のワインコンクールで97点を獲得し、プラチナアワードを受賞した日本でもトップランカーのワイナリーです。そんなワイナリーとのコラボレーションが美味しくない訳がありません。コンラッド東京で提供される豊かな料理の数々を想像し、このワインをサービスするスタッフの笑顔を思い浮かべながらブレンドしました。
また、ラベルは世界的に有名な「ゴッホ 最期の手紙」という映画(6万5000フレームにおよぶこの映画は125人の画家で構成されたチームによりフィンセント・ファン・ゴッホと同じ技法を用いてキャンバス上に油絵で描かれ、制作された)でも、日本人としてただ1人制作に参加した古賀陽子さんにお願いし、コンラッド東京のイメージ、白ワインから降りてきたインスピレーションをもとに、架空のニンフ(妖精)を描いていただきました。透き通るようなイメージと凛とした表情、訴えかけるものがありながら、どこか優しく柔らかなニュアンスは、まさにこの白ワインのイメージそのもの。
コンラッド東京のルームサービス限定とはなりますが、梅雨の時期、コンラッド東京に泊まって、ゆっくりとお部屋でワインを楽しむ。そんな過ごし方もたまには良いものではないでしょうか?
ちなみに白百合醸造ではオリジナルのジンを気軽に作ることが出来る工房も併設。今度はコンラッド東京オリジナル・ジンがお目見えするやも?(笑)白ワインも良いですが、キンキンに冷えたジン・トニックも…良いですね〜。
コンラッド東京
エグゼクティヴ ソムリエ
森 覚
06 Jun, 2022