おでんが恋しい季節になりましたね。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
皆さまのゆるキャラはこの度、髪の毛を切りまして見事に風邪をひいてみせました!
髪の毛を短くするには夏が良いですね(*^_^*)
さて、シャンパーニュ ウィーク第3弾といたしまして、去る10月21日チャイナブルーにて、ヴーヴ・クリコの最高醸造責任者のドミニク・ドゥマルヴィル氏をお招きしメーカーズ ディナーを開催いたしました。
ドゥマルヴィル氏は今回、弊社以外にもいくつかのレストランでランチやディナーのイベントを行ったようですが、弊社でのディナーが日本で過ごす最後の夜ということ。待機中に、偶然にもお台場方面から打ち上げられた花火を「僕のラストナイトのお祝いを用意してくれたのですね」と冗談を言うような、フランス人らしいオシャレな発想の方です。
今回のディナーの大きな目的は2つあり、1つはもう間もなく日本で発売になる2008年のヴーヴ・クリコのお披露目。もう1つは1976年の蔵出しのプレステージ シャンパーニュ『ラ・グランダム』のご提供でした。
ヴーヴ・クリコの生まれた2008年は、寒い冬、温暖な春から温度差の激しい夏を経て、収穫時に完璧な天候が訪れた年。シャンパーニュ地方においては非常に恵まれたヴィンテージとなりました。味わいは、果実からの自然な甘さがあり、いきいきとした全体にフレッシュ感を与える酸もあり、ヴーヴ・クリコと言ったらやや強めの味わい!というイメージを一新するようなピュアさが際立つようなシャンパーニュでした。市場に出てくるのが楽しみです!
また、もう1つのプレステージ シャンパーニュ『ラ・グランダム』が生まれた1976年には暖かい年であり、シャンパーニュやアルザスなどのフランス北限に位置する産地にとっては大変高品質なワインが生まれた年として有名です。ドゥマルヴィル氏との打ち合わせの際も1976年のラ・グランダムについての話題で持ち切りでした。「1976年は外観こそ熟成感が見られるが香りにはまだまだ若々しさもあるよ。発展した香りからはシェリーやマッシュルーム、白トリュフを思わせるような香りがあるよ!」と語ってくださいました。1976年のシャンパーニュの為に、メインディッシュにはキノコとトリュフの香りが広がる「仔牛とキノコの紙包み焼き」を用意しておりましたので、ドゥマルヴィル氏の話からシャンパーニュの味わいをイメージしただけで、お料理との至福の相性を生む予感がしてとても楽しみでした。
お迎えしたお客様にはメインディッシュ時に2006年と1976年のラ・グランダムの飲み比べをしていただきました。ドゥマルヴィル氏が『どちらのヴィンテージが好きですか?』と尋ねたところ、役半数ずつに分かれました。そもそも、1976年のシャンパーニュを体験する機会などほぼ無いのですから…贅沢な質問です(笑)
また、このディナーの前日になんとお誕生日を迎えたお客様がいらっしゃり、ドゥマルヴィル氏より「お祝いだからもう一度2008年を提供して良いよ!」との優しいお言葉を頂戴して会場は大盛り上がり!デザートの際に再度2008年のヴーヴ・クリコをご提供し、お客様が一体となって「お誕生日おめでとう!」の言葉をかけてくださいました。皆様、ふたたび2008年を味わえる喜びを噛みしめていらっしゃったようです。
現在コンラッド東京では、バイザグラスにてヴーヴ・クリコのイエローラベルをお楽しみいただけるだけでなく、アイスキャンディーとシャンーパーニュを使った新感覚のカクテル『コンラッド・ポプテル』を提供中です。
ポプシクルアイスキャンディーを溶かしながら、ヴーヴ・クリコを楽しむことで、味わいの表現がより一層豊かになりますし、日頃あまりワインやシャンパーニュを召し上がる機会が少ない方でも美味しく召し上がっていただけること間違いなしです!
「今の季節にアイスキャンディーなんて…」なんて思わないで下さい!
外は寒いけど、暖かい室内で楽しむアイス!シャンパーニュが最高なのです!!!(ゆるキャラ持論)
さぁ!皆さま!限定フレーバーの橙(DAIDAI)と紅(BENI)を堪能しに是非コンラッドにお越し下さい(*^_^*)
コンラッド東京 非公認ゆるキャラ
森本 美雪
04 Nov, 2016