余寒も和らぎ、外出が嬉しい季節、めっきり春めいてきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は4月4日に中国料理「チャイナブルー」で開催予定の、「スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ」「パッツ&ホール」メーカーズディナーのご案内です。
ワインの世界に深く足を踏み入れた方なら一度は耳にした事があるであろう、1976年に行われた「パリ・テイスティング」。旧世界、新世界から選りすぐられた最高クラスのワイン達が集められ、ブラインド・テイスティングでその順位を決めるというもの。大方の予想に反し、フランス・ボルドーの五大シャトーや、銘醸ワインを押さえ一位に輝いたのが、今回来日が決まっている、「スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ」のワイン。この結果が今に語り継がれる程に、歴史に刻まれる一幕となり、今なお、「現存する伝説」として語られる由縁です。
そして、カリフォルニア最上級のシャルドネとピノ・ノワールを造ることをゴールとする、1988年にソノマの地に設立された「パッツ&ホール」。ジェームス・ホール氏、ドナルド・パッツ氏、アンヌ・モーゼス氏、ヘザー・パッツ氏、この才気溢れる4人の経験と技術によって造られ、一世を風靡するカリフォルニアの芸術的ブランド。自社畑を持たないというスタイルは設立当初から変わらず、銘醸畑の栽培家と契約し、厳選したブドウを調達してワイン造りを行なっている、元祖ブティック・ワイナリー。カリフォルニアのピノ・ノワール、シャルドネのプレミアム生産者であり、ベンチマークとして名を馳せて来ました。
当日は、スタッグス・リープ・ワイン・セラーズからマーカス ノタロ氏、パッツ&ホールからジェームス ホール氏をお迎え。アメリカ・カリフォルニアを代表する両ワイナリーのワインメーカーの貴重な来日に合わせ、中国料理「チャイナブルー」料理長 アルバート・ツェのスペシャルメニューとのコラボレーションディナーが実現します。
気になる当日のワインのライナップは「スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ」から、伝説のパリ・テイスティングで1位に輝いたワインを生み出した畑「S.L.V」を含む3種、そして「パッツ&ホール」からは、一流ワイナリーの生産者達が競って欲しがる畑、「ハイド・ヴィンヤード」のシャルドネとピノ・ノワールの飲み比べを。
両生産者のワインを惜しみなく織り交ぜた、一夜限りの夢のコラボレーションディナーです。
イベントの詳細はこちらをご覧ください。
定員になり次第締め切りとさせていただきますので、お早めのご予約をおすすめいたします。
ソムリエ
富滿 勇希
13 Mar, 2019