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「キムラセラーズ」スペシャルトレーニング

「キムラセラーズ」スペシャルトレーニング

ゆるキャラの“アナザースカイ”、ニュージーランドで活躍する日本人醸造家、「キムラセラーズ」の木村 滋久さんが弊社チームメンバーに向けてトレーニングをしてくださったので、今回はそのことについて書きたいと思います。

 

木村さんは8月に弊社の宴会場で行われた、「ジャパン・ワイン・チャレンジ2016」の審査員をされるため一時帰国され、弊社でのトレーニングを終えた翌日には、今度は「インターナショナル・サケ・チャレンジ」の審査員参加のためにロンドンに出発されたという…何ともご多忙なスケジュールの中、セミナーを開いてくださいました。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、木村さんの前職は我々と同じホテルマン!
海外で活躍されている日本人の醸造家は銀行マンや証券マン出身の方が多いなか、ある意味めずらしいご経歴です。ホテルマン出身ということもあり、仕事の面でご理解いただける部分が多いので、「自分と同じ環境にいた人が今はニュージーランドでワインを造っているなんて、どんな過程を辿ったのだろう?」とか、「栽培・醸造学とはどんなことを勉強するの?」と、チームメンバーからの質問がたくさん出てきた、活気あるトレーニングとなりました。

外国人の生産者の場合、聞きたいことがあっても通訳を介すので若干ニュアンスが違ってしまうことが少なくありません。皆がのびのびと質問できたのは、ホテルマンだったという共通点と、人を惹きつける木村さんの魅力的なお人柄のおかげだと思いました。

 

さて皆さん、木村さんのワインの「エチケット(ワインのラベル)」をご覧になったことはありますか?

桜でコル(ニュージーランド原産のシダの新芽)を表現した、とても可愛らしいエチケットです。コルは「新しい始まり」や「成長」を意味し、実は私も前職を退職する際、“私にとっての新しい始まり”の意味をこめて、お世話になった上司に木村さんのワインをプレゼントしたことがあります。

 

エチケットの美しさだけでなく、「美味しいワインに出合った時、誰もが幸せな気持ちになる。そんな瞬間を多くの人に与えられるワインを妻と2人で造りたい」と話す、木村さんの想いが表現されたワインの味わいは、日本人らしい控えめ且つ穏やかでありながら、優しく染みこんでくるような旨味をともなったワインです。

生産量が少ないので、我々も僅かしか仕入れることができませんでしたが、もうすぐコンラッド東京のワインリストにオンリストされます!
皆さん!早い者勝ちですよ(*^_^*)

 

コンラッド東京 非公認ゆるキャラ 森本 美雪

 

18 Sep, 2016

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