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フレデリック・パナイオティス氏来日、ルイナール・メーカーズディナー

フレデリック・パナイオティス氏来日、ルイナール・メーカーズディナー

夏の暑さが少し和らいだかと思えば、気づけば秋が到来。もう冬の足音も少しずつ聞こえておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?この度、初めて筆を執らせていただきます、新入りの大葭原です。


今回は10月31日にモダンフレンチ「コラージュ」にて開催した「ルイナール・メーカーズディナー」の様子をお伝えいたします。ゲストスピーカーとしてお越しいただいたのは、ルイナールの最高醸造責任者 フレデリック・パナイオティス氏。実はイベントの前日には、フレデリック氏の発案で2010年から毎年世界各国で開催されている「ルイナール・ソムリエチャレンジ」(※世界の有能なソムリエを発掘するコンペティション)が行われ、皆様より一足早く、フレデリック氏にお会いしております。



ルイナールは1729年創業の世界最古のシャンパーニュメゾンとして世界中の多くのファンから愛されています。コンラッド東京では10月1日より通年でルイナール・ブラン・ドゥ・ブランをハウスシャンパーニュとして提供しております。


さて、会の乾杯はメゾンの顔でもある「ルイナール・ブラン・ドゥ・ブラン」から始まり、続いて環境保全を目指し100%リサイクル可能なパッケージとしてリリースされた「ルイナール・ブラン・ドゥ・ブラン・セカンドスキン・マグナム」が登場。この2つのワインはベースワインに年の差が3年もあり、ボトルの大きさの違いから生じる熟成差も感じられるなど、お客様からも驚きの声が上がりました。



また魚料理と肉料理では、ルイナールの最上級キュベとなる「ドン・ルイナール・ブラン・ドゥ・ブラン2010年」「ドン・ルイナール・ロゼ2007年」をサービス。2010年は27回目のリリースで、ナッツの香ばしさやバニラのほのかな甘みなど、熟成感とフレッシュさを両方楽しめる年でした。2007年はフレデリック氏にとってルイナールの最高醸造責任者に就任された思い入れのある年です。このワインに関しては、フレデリック氏の指示により、グラスを手に持って傾けた状態でゆっくり注がせていただきました。少し傾けてゆっくりと注ぐだけで、10%もガスが液体中に多く残るとのことです。


フレデリック氏のテクニカルなお話にお客様も興味深々と、会場にも一体感が生まれておりました。このような素晴らしいワインに寄り添う、一夜だけのスペシャルメニューを考案した影山シェフ。真剣な面持ちで調理を行うワンシーンを撮ることができました。



会の途中では2025年春に日本で初めてのお披露目となる、気候変動に対応して開発された「ルイナール・ブラン・サンギュリエ」についての情報がフレデリック氏から発表されるなど、来年もルイナールから目が離せない1年になりそうです。今年のコンラッド東京でのシャンパーニュ・メーカーズイベントはこちらで最後ですが、11月19日(火)には日本料理「風花」にてアメリカ、ナパ・ヴァレーを代表するスパークリングワイン生産者「シュラムスバーグ」のメーカーズディナーも控えており、残席僅かとなっております。(https://conrad-tokyo.hiltonjapan.co.jp/plans/restaurants/dinner/kazahana-2411)


また来年もワインイベントを開催してまいりますので、また皆様にお会いできるのを楽しみにしております。



ソムリエ
大葭原 風子

06 Nov, 2024

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