季節は春から夏への変わり目ですが、お障りなくお過ごしでしょうか。
さて、本日は環境問題についてお話をさせていただきたいと思います。2015年に国連で採択された「SDGs」。持続可能な開発目標を17つ掲げ、地球レベルで動き始めている取り組みですが、私達も様々な視点から取り組んでいますので、いくつかご紹介させていただきます。
プラスチック廃棄物削減取り組みの一環として、客室にご用意しているミネラルウォーターをリサイクル可能な瓶に変更したり、バスアメニティを備え付けのディスペンサーでご提供しています。
また中国料理「チャイナブルー」では、5月よりサステナブルサーモンを使用した「サーモンコースランチ & ディナー」を期間限定でご用意しています。
詳細はこちらよりご覧ください。
サステナブルシーフードとは、将来もお魚を食べ続けていくことができるように、水産資源や環境に配慮し適切に管理されたMSC認証を取得した漁業で獲られた水産物、あるいは環境と社会への影響を最小限に抑えたASC認証を取得した養殖場で育てられた水産物のことをいいます。「SDGs」17項目のうち14番目の目標が「海の豊かさを守ろう」です。この目標では海洋汚染の削減、水産資源の保全と持続可能な利用などを呼びかけています。
実はコンラッド東京をはじめ、ヒルトンのレストランでは、10年も前から、一部絶滅の危機に直面しているというフカヒレの提供を差し控えており、先駆け的な活動に取り組んでおります。
こうした取り組みから一歩ずつ、次世代への食の安全、海洋環境を考えて取り組んでいけば、10年後、20年後、いずれはどの食材も環境に配慮したものへと変わっていく未来がそう遠くはない気がしてきました。
「サーモンコース」の話に戻りますが、個人的におすすめの一品は「わさび香るサーモンマリネ」です。
中国料理ではあまりご提供することのない生食ですが、自家製のわさびソースとサーモンのマリアージュは絶品です!
この機会にチャイナブルーへお越しいただき、お食事を楽しみにながら、サステナブルな未来を考えるきっかけになっていただければ幸いです。皆様のご来館をお待ちしております!
中国料理「チャイナブルー」
須藤 あき
22 May, 2023